酵素浴とは

古来より温浴は世界中で効果的な自然療法として親しまれてきました。
日本にも各地の温泉地などに湯治場として健康や美容のために多くの方が訪れています。近年ではサウナがドラマなどで放映され再び注目され「ととのう」という言葉はちょっとした流行を生みました。

このように温浴は、体を深部から温め大量の発汗を促し、自律神経のバランスを整え、心にも体にも良い効果をもたらす療法です。

その数多ある温浴の中でも酵素浴はとても優れた温浴だと思います。

酵素浴とはどんな温浴なのでしょうか?

  1. 1. 乾式温浴である
  2. 2. 発酵している

この2つが大きな特徴です。

自然の素材だけを発酵させて出た熱を利用した温浴法、それが『酵素浴』です。
自然発酵により60〜70度ぐらいの温度に上がり遠赤外線効果が非常に高いと言われています。

化学薬品や人工の熱を使わずに自然の力だけで健康が手に入る安全で安心な自然療法で、血流を良くし大量の発汗が見込めます。
また発酵するときにできる大量の酵素や乳酸菌の力で肌も美しくみずみずしく甦ります。

期待できる効果(※)は

  • 血流改善、デトックス
  • 冷え症、低体温などの体質改善、免疫力アップ
  • 保湿、美白などの美肌効果
  • 新陳代謝向上、慢性疲労の改善、ダイエット効果
などです。

  • 効果には個人差があり、全ての方に効果が同じように出るとは限りません。あらかじめご了承ください。

酵素浴は乾式温浴です。
乾式とはお湯に浸かるのではなく入る温浴のことです。
サウナやよもぎ蒸しなども乾式温浴に入りますね。

酵素浴は米ぬか、ヒノキ、竹パウダーなどの中に埋まり温まる温浴です。

そしてもう一つの特徴である「発酵している」が酵素浴が他の温浴とは大きく違う特徴です。
温浴ですから汗がしっかり出るぐらいの温度が必要です。
それを酵素浴の場合材料を発酵させてその発酵するときに生ずるときにでる「発酵熱」を利用します。
発酵熱の温度は桶が良い状態ならば「65度前後」まで上がります。
通常そんな温度のお湯ならば熱くて入れません。ですが酵素浴はお湯ではなく乾式温浴なので体感で温度高めの温泉に入るぐらいの感覚で入浴できます。
もちろん火傷などをする心配はありませんが、熱いのが「痛い」になるぐらいに感じる場合は温度を調節して入浴していただきます。

桶の中は発酵しているので「酵素」と「乳酸菌」がたっぷりあります。

  • 高温で入る
  • 酵素と乳酸菌が肌に触れる
  • 乾式温浴なので皮膚呼吸ができる
  • 適度な重みがあるので自然に腹式呼吸ができる

これらの理由から、血流が良くなり、代謝が上がり、デトックスが進み、美肌になるのです。
血流が良くなり代謝が上がれば「冷え性」はかなり改善します。
それ以外にも、内臓の機能が上がり様々な体の不調を改善することが期待できます。
体温も上がりますので免疫機能の向上にも期待できます。
大量に発汗し、古い角質も酵素の力で優しくOFFしてくれるのでくすみのないクリアな肌、しっとりすべすべの肌になっていきます。

入浴時間も他の温浴とは違い短くても十分発汗し体を温めてくれますから、忙しい毎日を送る方にも取り入れやすい温浴と言えます。

このように聞くと長所しかない温浴だと思われるかと思いますが、短所と言えるものもあります。

発酵させているので独特の「発酵臭」があります。
この独特の匂いが苦手な方は辛いかもしれません。
最も今までえんやを12年以上運営し約6,000人の方にお入りいただいてきた経験では最初はびっくりされる方もいますが、入り続けると慣れてきて逆に癒されるという方が多いです。

首まで埋められるので圧迫感、閉塞感が苦手な方にも辛いかもしれません。
短時間で大量の発汗をして、血流もかなり良くなり、代謝も上がりますから入り慣れるまでは激しい運動をしたような疲労感を覚える方もいます。
無理をして入るとのぼせて少しの間動けなくなる方も稀にいらっしゃいます。

このように多少の短所はありますがそれを補って余りある恩恵を体と心に与えてくれる温浴が酵素浴なのです。

そして酵素浴は全て自然の力で体の中から根本的に改善していきますから薬のような副作用もなく体に無理な負担をかけることなく美しく健康になることを期待できる温浴なのです。

ぜひあなたの美しく健康な毎日の為に酵素浴を生活に取り入れてください!

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